触って欲しい

ドアの隙間から覗いているのがわかりました。

 

ピンク色のネグリジェの上から両の乳房を鷲掴みにして悶えてみせました。

 

指先で乳首を摘まむと勝手に声が漏れてくるんです。

 

演技は必要ありませんでした。

 

膝を立て、片手を股間にしのびこませて秘肉に触れると、すでに濡れていました。

 

「あぁ…っ…あっ……しゅう…じく…っん」

 

ガタンと、ドアが大きな音をたてました。

 

知らぬ間に修司くんの名前を口にしていたことに初めて気づきました。

 

失敗してしまったのかしら、ああ、夫になんて言い訳したらいいんでしょう。

 

「お義姉さん、もっと近くで見てもいいかな」

 

「修司くん?」

 

「ねえ、お願いだよ。

 

もっと見せて」

 

好奇心に負けて、修司くんが寝室に入ってきていたのです。

 

わたしは夫を失望させないですんだことに、ホッとしました。

 

思いきって大胆なことを言ってみました。

 

「ベッドに上がってきて、触ってもいいのよ」

 

「でも、そんなことしていいのかなあ」

 

「お兄さんには黙っていてあげるわよ」

 

「ほんとう?」

 

「ここ、すごいね。

 

本物もこんなに濡れるんだあ」

 

「見るの、初めてなのね」

 

「うん、インターネットでしか見たことなかったんだ。

 

ねえ、ここ、触ってもいいの?」

 

「いいわよ。

 

触って、指を入れてもいいわ」

 

触って欲しいのよ。

 

指を入れてもらいたいの。

 

いいえ、指じゃないの。

 

本当に入れて欲しいものは修司くんのムスコちゃんよ。