ミニスカートのお尻

タイトなロングドレスを身に纏ったシルエットが美しい。

 

薄いシルクの感触を素肌で味わいながら、今日子は長い廊下を歩いた。

 

12センチのヒールの音は、敷き詰められた絨毯に吸い込まれてしまう。

 

慣れた足さばきで、前方へ蹴りだした長い脚は、深いスリットのせいで、その付け根までが丸見えになっている。

 

夫がもっとも気に入っている横に張り出した腰骨とくびれたウエスト。

 

胸は大きすぎず小さすぎず、形のいいレモン形だ。

 

もちろんブラジャーはつけてない。

 

それどころか、真紅のドレス以外には、なにひとつ身につけていなかった。

 

「わたくしよりも先に席についていらっしゃるなんて、いったいどういうつもりなの?今夜もわたくしに、いたぶってもらいたいのかしら」

 

舌なめずりしながら流し目を送ってくる今日子に、夫は冷たい声で答えた。

 

「今日子、今日は何曜日だ?」

 

自信満々だった今日子の表情がいっぺんにくずれて、うろたえた声でつぶやく。

 

「水曜日……では、なかったかしら……」

 

「火曜日だ」

 

はっと息を呑んだ今日子が身を翻して部屋を出て行く。

 

扉の横に立った男は、黙って今日子のために扉を開け閉めした。

 

二十分後、再び今日子が食堂に現れた。

 

スープ皿の乗ったワゴンを押した今日子は、ミニのメイド服を着ている。

 

「お待たせして、申し訳ございません」

 

「なにか、忘れてないか」

 

今日子は慌てて夫に駆け寄り、ミニスカートのお尻を夫の顔の前に差し出した。

 

下着をつけてない白い尻を、夫が平手でピシャリと叩く。

 

ピシャリ!

 

「あん……」

 

ピシャ、ピシャ……。

 

「あっ、あぁん」

 

今日子の苺大福のように白くて柔らかい尻が、くねくねと動く。